エンジニアは、IT業界でもフリーランスとして活動しやすい職種です。
とは言え、フリーランスとしての活動を始めるにはスキルと経験の両方が求められるため、誰でも気軽に行えるわけではありません。

独立してまだ経歴が浅い人、または数年後にフリーランスになろうと考えている人におすすめしたいのは、横のつながりを構築することです。
横のつながりとは、エンジニア同士の交流を持つことです。
交流相手はフリーランスに限らず、会社員として働いている人も含まれます。
フリーランスの活動にいわゆる一匹狼的なイメージを持っているとしたら、それは実態とは異なります。

仕事の依頼は依頼主から直接アプローチされるよりも、業界内の知人から紹介される形が多いのが一般的です。
なるべく知人が多い方が仕事を紹介されたり、忙しいときに助けてもらったりするなどのメリットがあります。
特別な用件がないとしても、メールやSNSなどで積極的に交流を持つようにしましょう。

もう一つのおすすめは、自分の近況を語る場を持つことです。
SNSなどですでに行っているかもしれませんが、近況や得意分野をネット上で公開しておくと、仕事を依頼する側が参考にしやすいので大切なポイントです。
単なる日記のような内容は控えめにして、自分のスキルを伝えられるような内容を中心にします。
仕事の実績については、守秘義務に違反しない形で掲載することを忘れないようにしましょう。